今日は今年始めた月に1回の自然農塾シヤシロチ66の納会の日でした。

まずは取り分けておいた良い稲穂から籾を外しました。

来年、これがタネとなって新しい苗が起こされ、また田植えされるのです。

ああ、一粒一粒が愛おしい❣️

次は稲こぎ。

今年はお米が予想の半分しか出来なかったので、千歯こぎを使って、穂から籾を外しました。

この千歯こぎ。

すごく良くできていて、米が入っているふっくらした籾は、ちゃんとこそげ落とされます。

米が入っていない出来損ないの籾は、隙間を通って、下に落ちないように作られていました。

無造作に作られているように見えて、優れものでした。

収穫が少なかったとはいえ、この作業は結構時間がかかりました。😂

自然農を一年やってみての感想を以下に書いてみます。

まず思ったのは、自然は自然だ!ということ。

人間のことなんてお構いなく、自然はまさに自然そのもののペースで動いているということ。

私たちが年の始めに刈った小川の上の雑草類は、今日はまた私たちが刈る前の状態に戻っていました。

当たり前のことですが、今日は私たちの自然農の日だから、雨降らないでほしいなあと思ってもそんなふうに都合よく晴天になることもありません。

稲を植える日が一週間遅れた隣の田んぼは最後まで稲の育ちが悪かったです。

私たちが育てたいのは稲だけど、そんな人間の都合は、自然には全く関係のないことです。

稲も雑草も太陽と雨を受けてグングン育っていって、私たちは一時期とにかく雑草と格闘しなければなりませんでした。

そして、迎えた収穫シーズン。💕

枝豆は収穫直前にカメムシに吸われて、味が悪いのができてしまいました。😰

稲は例年の半分以下の収穫。😭

さらにもち米は、はぜ掛けしたのが強風で落ちてしまい、それを鳥が食べてしまい全滅。😱

それでも、里芋やあさつき、ネギ、そして、米、たくさんの収穫を体験できました。💓

人間は自然の中に後から登場した生き物。

高度な文明を作ることができたから、世界は自分たちの支配下にあると思い込んでしまったけれど、

自然農をしてみて、人間は自然の一部であるということを強く感じました。

自然にはかなわないというか

自分たちが安心して平和に暮らせるように、いろいろな知恵を出し合って、堤防を作ったり、灌漑システムを作ったりしてきたわけだけど、

地震や台風などの圧倒的な自然の力の前では私たち人間はやはり力が全然足りない。

自然は私たち人間に関係なく、自然のリズムで展開している。

そんなことを強く思いました。

自分たちが食べるものを獲得するために自然界から必要最低限の土を借り、土の栄養分をもらい、作物を育てる自然農。

耕さない

肥料をあげない

農薬を使わない

そんな農業を一年を通して、わずかではあっても実体験できたことは本当にありがたいことでした。

自然が私たちに与えてくれる恵み。

太陽や風、水、土中菌。

それらの協働作業で私たちの命をいかす作物が作られます。

私たちはそういうものに生かされているということを感じることができた一年間でした。

アーユルヴェーダも自然に沿って生きると生きやすい、体調を維持しやすいと教えています。

でも、忙しい生活を送り、テレビ、スマホ、インターネットという媒体を通してしか自然を見ていないなら、そのような生活は難しいものになってしまうでしょう。

自然に触れ、自然のリズムを感じてこそ、自分の体もそれに呼応するように働いていることがわかるのではないでしょうか。

そうすれば、自分の体のバランスを取るために何が必要かもわかってくるのではないかと思います。