9日目の夕方にメッター瞑想というのを習います。

慈悲の瞑想とも言われます。

10日間のヴィパッサナー瞑想は、「心の手術」と言われます。

なぜなら、深く瞑想することで潜在意識に働きかけているからです。

潜在意識に隠れているさまざまな心の汚濁(ネガティブな考え、怒り、憎しみ、恨み、嫉妬などのネガティブな感情など)が表面に出てきては消えていきます。

だから、普通の生活に戻る前に、心に薬を塗ります。

その薬がメッター瞑想だと説明されました。

 

メッター瞑想はアーナパーナやヴィパッサナーとは違って、言葉を使います。

お祈りのような感じです。

メッター瞑想は、さまざまなバージョンがありますが、私が最近使っているのはこんな感じのです。

私が幸せでありますように。

私が苦しみから解放されますように。

私が健康でありますように。

私が心穏やかでありますように。

私の願いや望みが叶いますように。

私が幸せでありますように。

ゴエンカ師のでは、

幸せでありますように。

安らかでありますように。

解放されますように。

の三つだったように思います。

 

 

これを「私」から始めて、

「生きとし生けるもの」へと祈り?を拡大していきます。

私が使っているのはバージョンは、次の順番で祈りの対象を拡げて行きます。

私の愛する人

町などですれ違った見知らぬ人

私が苦手とする人

生きとし生けるものすべて

 

 

当然、祈りが長くなってしまいます。

そして、「私が苦手とする人」のところで祈りが止まってしまうこともあります。

メッター瞑想の時は、1時間のヴィパッサナー瞑想が終わった後、痛みなどがない状態で行うように指導されます。

 

 

今回、やる前は問題なかったのに、メッター瞑想が始まったら、両肩がすごく痛くなってしまいました。

それで質疑応答の時に先生に聞いてみました。

「メッター瞑想する時は、慈悲を生きとし生けるものに向ける瞑想だから、自分に痛みがあってはいけないとの説明だったんですが、

途中で信じられないくらい両肩が痛くなってきちゃったんですけれど、どうすれば良かったでしょうか。」

先生の答えは

その時はまず自分に慈悲を向けなさい。自分の痛さ、苦しみに対してメッターを送るのです。

そして、苦しみ(痛み)があるとつらいことがよくわかっているのですから、

今度は、他者に対して、苦しみから解放されますようにとメッターを送りなさい。

先生の言葉を聞いて、涙が出そうになっちゃいました。